委員会ブログ

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2021年04月08日

【Focus!!⑥】九州旅客鉄道  加藤 邦忠 先輩

皆様、毎日のお仕事、そしてJC活動楽しんでますか!

JCI FUKUOKA発信委員会の二塚です。

当委員会では福岡JCの偉大なる先輩たちや福岡にまつわる著名な方々にお話を伺うインタビュー記事【Focus!!】を連載しております。

6回目となります【Focus!!】では福岡七社会の一つ、JR九州こと、九州旅客鉄道株式会社の加藤邦忠先輩にお話を伺ってまいりました!

お仕事では鹿児島中央駅長を経て、現在は鉄道事業本部 営業部 担当部長としてご活躍中のバリバリのキャリアサラリーマンです!

そして、サラリーマンでありながら研修委員長を歴任された、サラリーマンJCの伝説の先輩でもある方からのお話は、サラリーマンもそうでない方も必見です!!!

Q1.入会のきっかけを教えてください。

会社で人選され任命された。それまでは、JCのこともほとんど知らない状況だった。

Q2.JCに入ってよかったと思いますか?

よかった(即答)

~どんなところが良かった点ですか?~

いい意味でも悪い意味でも、クソみたいな考えや感覚を持った人間がいるところかな。

サラリーマンは全体的に“おりこうちゃん”が多いと思う。その付き合いの中だけで、仕事をしているとどうしても“おりこうちゃん”にしかならない。

いろんな人の中で揉まれることで、いろんな考え方ややり方が身について“洗脳”されていって、人間の幅が広がると思うよ。

Q3.この人に出逢えてよかったなと思う人はいますか?

松尾照と出会えてよかったと思う。

~どんなところが良かった点ですか?~

すぐに喧嘩するし、すぐ揉める奴だった。でも、いつでも本気で本音で語る漢だった。 “おりこうちゃん”的な自分の生き方と全く違うという点でとても刺激になった。

Q4.いまでも思い出すJCの思い出は何ですか?

研修委員長時代の一年はとても思い出に残っている。人が成長していく姿が見えていくのはとてもいい刺激であった。

Q5.拡大活動の中でJCは経営者しか入れないと思っている人がいて、サラリーマンでも入れることを知ってもらいたいと考えているのですが、そのような人に対してメッセージを頂けますでしょうか?

サラリーマンの場合、会社がOKと言ってくれないと難しいと思う。

如何にして会社(上司)に理解を得られるかということをクリアできれば参加できると思う。

Q6.加藤先輩はJC現役中に周りの理解をどのようにして得られていたのですか?

まずは仕事の実績をしっかりと残すこと。

もうひとつは自分の周りを味方にするためにも、JCで学んだことを活かして、周りに影響を与えることを考えていた。

JCではシンプルだが、良いこともたくさんやっている。

たとえば「よく頑張ったね」と握手をすること、「懇親会での横断幕」など。

これを、JCの中だけでするのではなく、自分の人生に落とし込んで、JC以外でも実行していた。

Q7.家庭と仕事とJCのバランスについて気を付けていたことなどはありますか?

一つ一つの時間に全力を尽くすことを考えていた。

例えば朝の「行ってきます」も「今日も行ってくるよ!!!」と笑顔で言えば、相手の受け取り方が全然違う。時間が長ければ心が満たされるのではなく、時間が短くても相手のためにという気持ちで全力を尽くせば心が動く。

それを家庭と仕事とJCのそれぞれの時間で意識していた。

あとは寝る時間を削ることかな(笑)

Q8.JCを経験したことで卒業後によかったなと思ったことはありますか?

純粋に“友達”が増えたこと。仕事以外で繋がった仲間との関係は大切なものである。

Q9.仕事で活きたJCでの経験はありますか?

思想というものになるかもしれないが、JCは委員長を中心としたチームで動くのがベースになる。

仕事でも委員長、副委員長、スタッフなどのイメージをして編成をするようになった。

あとは何かお願いをするときのやり方は経験で学ぶことができた。JCは利害関係がない中でのお願い事を聞いてもらわなければならないので、本人がやりたくなるような頼み方をすることや、「背景・目的」を示して手法を任せてみたりして、本人を活かすような形をとるようになった。

Q10.JCに入ってご自分で何か変わった点がありますか?

何かをやりながら動くことをするようになった。

JCで時間がない中での物事を進めていくというトレーニングが今の仕事の進め方にも活きている。

Q11.サラリーマンを行いながら委員長に立候補することは容易ではなかったと思いますが、立候補に至った経緯を教えてください。

一度しかないチャンスだったのでチャレンジしたいという想いがあった。

しかし選挙なので落選するという恐れもあった。会社にも委員長への立候補を伝えていたので、もし落ちたらという恐怖もあった。

~選挙期間をどのように仕事と両立してきたのか?~

当時、会社では係長的な役職をしていた。当時の部下には胸襟を開いてJCのことを説明していて、「一度限りの人生、チャレンジしたい」という話をした。

そしたら、部下から「仕事は任せてください」と言ってくれて、本当にフォローしてくれた。そのおかげで選挙期間を過ごすことができたし、部下のみんなの心意気が嬉しかった。

サラリーマンである以上、委員長という立場は現在のコロナ禍での経営状況や金銭的にも厳しいということも現実ではあるが、大切なのはどの立場になっても一生懸命やっているかどうかということ。たとえ委員長になれなくても、一生懸命やっている人には仲間が付いてきてくれるものだと思う。決して委員長だから人が集まってくるわけではない。サラリーマンのみんなも是非立候補してチャレンジしてもらいたいが、それがすべてではない。

「人のために一生懸命になること」、これが大切と思うよ。

Q12.入会に迷っている未来のJCメンバーに対してメッセージを頂けますでしょうか。

40歳までなので絶対にやったほうがいい。

人生を仮に80年としたときに、「40歳までしかできないこと」を経験できるかできないかは、大きな差が出ると思う。死ぬまでずっとJCの生活はできないが、自分を成長させたいと考えている人には、限られた時間だからできることであるので、是非チャレンジしてほしいと思います。

~あとがき~

当委員会の秋吉卒業生が仮入会時代の研修委員長であった加藤先輩。当時の研修で行った滝行秋吉卒業生のカレーの御味についての思い出話もあり、終始笑いの絶えないインタビューでした!

サラリーマンとして、理事職を全うされた加藤先輩の言葉はとても重く、サラリーマンである私もとても学びと刺激を頂きました!

最後になりますが、加藤先輩におかれましては、本当にお忙しい中、日中にお時間を頂き、たくさんのお話を聞かせて頂きましてありがとうございました!

次回もお楽しみにお待ちください!!!

***【Focus!!⑥】九州旅客鉄道株式会社 加藤邦忠先輩***

インタビュアー:JCIFUKUOKA発信委員会 委員長 原 翼

カメラマン:JCIFUKUOKA発信委員会 副委員長 板谷 和樹

     :JCIFUKUOKA発信委員会 委員 秋吉 由紀

ライター:JCIFUKUOKA発信委員会 委員 二塚 征爾

通りすがりの補助:会員育成委員会 会計幹事  本竹 真徳(九州旅客鉄道株式会社)

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