委員会ブログ

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2021年06月14日

【Focus!!⑪】 九州朝日放送 森 君夫 先輩

みなさまお疲れさまです!JCI FUKUOKA発信委員会の川島です。

【Focus!!】第11弾✨✨今回は、九州朝日放送株式会社の常務取締役、森君夫先輩にお話を伺ってきました!

森先輩は、サラリーマンでありながら委員長を経験され、世界会議と50周年事業という歴史的な事業を担当され、サラリーマンJCで理事をやるという文化を会社の後輩に継承し続けられています。入会検討中のサラリーマンの方、現役メンバーの皆さんも、必見です!!

それでは最後まで お楽しみください!

Q1.入会のきっかけを教えてください。

僕は、2001年の1月仮入会で、2004年の12月に卒業したんですよね。

高校までは福岡の人間ですけど、大学から東京に行って、KBCに入っても東京勤務が長くて、1999年の夏に福岡に戻ってきました。

翌年の2000年に、2004年の世界会議を福岡に招致することが正式に決まって、そこで人が必要だという事で、拡大委員会だけでなく幹部の方々も総動員で拡大のためにいろんな会社に声をかけていくという状況だったようです。

KBCが直近6~7年ぐらいはメンバーを出していなかったこともあって、「大イベントが控えているため、人を出してもらえませんか」と上層部に話が来て、私のところに「やってみないか?」という話がきて、面接を受けに行きました。

「JTとかJAは知っとるけど、JCは知らんねー」みたいな感じだったんですけどね(笑)

Q2.当時よく分からず入会されて最初はどのような感じだったでしょうか?

訳も分からずの状況ではあるものの、僕は、やるなら何でも前向きにやるタイプなので、年齢が一番上だったというのもありますが、同期会の会長をやりました。11人ぐらいの同期でしたけどね。

当時、仕事が忙しい時期でしたので、仮入会時の委員会訪問で、事前に委員会のことを調べることなく、自分のスケジュールに合わせて行けるところに行ったんですが、委員会終了後に先輩から飲み行く?と同期3人誘っていただいて、そこから2軒、3軒とはしごして、途中で「今日誕生日なんですよね」という話をしたら、「お祝いしなきゃね」ってなって、そこからケーキぶつけられるわ、一気させられるわの状況で、家に帰れてないまま、目が覚めたら朝だったこともありますね。(笑)

翌年の委員会で、50周年の委員会が立ち上がって、そのひどい目にあわされたときの委員長から、運営幹事をやらないかと誘われたんですよね。

ただ、最初に会った時の印象があまりにもひどかったので、最初は断りました(笑)それでもしつこく誘われたので、まぁいいやということで受けることになって。それから、中身の濃いというかクセの強すぎる人たちとのJCライフが始まった感じです。

何が言えるかと言うと、なんでも嫌がらずに行ったほうがいいよね、ということ。行動することによって、次なる思わぬ人生が開けてくるというのは、そのとき思いました。

 

Q3.忘れられない思い出はありますか?

僅か4年足らずのJC生活の中で、100年に一度と言われる世界会議と、50年に一度しかない50周年事業を担当できたというのは、今思えば貴重な経験だったと思います。

どの時代にJCを経験するのか、大きなイベントが何もない4年間もあるなかで、たまたま2001~2004年という福岡JCの歴史的なイベントがある時代に在籍できたのは本当に恵まれたと思います。

Q4.歴史的なイベントがある分大変だったと思いますがいかがですか?

50周年事業で、全国のLOMの方をお招きして、ニューオータニの一番広い会場で1000人規模のパーティーをやるというのがありました。

僕がこういう仕事をしていたので、仕事をしていたというか、放送局ではあるものの、あまりそういう仕事をしてきたわけではないけれど、外の人から見ると、KBCなんだからイベント得意でしょ!みたいになって期待されましてね。(笑)

まずは、チューリップの姫野さんが当時福岡にお住まいだったので、「博多っ子純情」という歌を歌ってほしいということで、ブッキングをお願いされました。

次は、歌に合わせて山笠のBGVがいいよね。って言われて、じゃあそれもうちで作りましょうか。となり、山笠の映像はKBCにたくさんあるのでその映像を流しながら、みんなで大合唱するための映像を作ったり。

あとは、オープニングアクトを「ふくこいアジア祭り」というのを長年やっている、あんみつ姫の石川さんという社長にお願いしました。当時彼はJC所属でもなかったのですが、それがご縁で推薦人になって彼をJCに入れることになりました。

彼は、僕が副委員長の時と、委員長の時に一緒のメンバーで、結局運営幹事までやってもらいました。

また、姫野さんとはそれ以来ずっと付き合いがあって、2年前に、博多っ子純情というラジオドラマをやる時に、博多っ子純情という曲を再度レコーディングしてもらったりとかね。これもJCのご縁で、20年以上ずっと続いてます。

 

Q5.この先輩に出逢えてよかったと思う人はいますか?

小林専司先輩(第39代理事長・福岡ロジデム 代表)という子ども会議をはじめられた歴代理事長さんですね。

その方は、とにかく常に人のお世話をやってらっしゃるというか、子ども会議然り、今ではアビスパの支援をされていたり。とにかく自分の会社のことは一切語られないんだけど、この街のためにいろんな事業を手伝われています。

あとは、川原正孝先輩(ふくや・代表取締役会長)川原先輩も同じように常に人のこと町のことを世話されているというか、常に視点が自社とか自分ではないところにあるという、そんな経営姿勢が素晴らしいなと思います。

大先輩ですので、現役時には存じ上げませんでしたが、JCの後輩というだけで可愛がっていただける。大変ありがたいと思っています。

Q6.家庭と仕事とJCのバランスについて気を付けていたことなどはありますか?

当時からよく言っていたことですが、まずは家庭第一、家庭の次に仕事、仕事の次にJC、この順番は間違えてはいけない。

まずは家庭がしっかりしていないと仕事ができない、仕事がしっかりしてないとJC活動もできなくなるという状況になって、長続きしない。これについては、今も昔も変わらないと思います。

Q7.森先輩をはじめ、KBCの先輩方が、やるなら委員長まではやろうと引き継がれているとのことですが、どのような想いがあるのでしょうか?

これは、自分が委員長を経験してすごく良かったと思ったことで、理事までいくと決定的に違うのは、自分が知らなくてもJCの皆さんに自分が知られているという状況になる。

これは、卒業した後の財産として非常に大きいことだと思います。

あと利害関係の無いメンバーに対して求心力をもつのは人間力を磨くしかないという事も勉強になりましたね!

当時からJCは、理事か理事長だと言われていて、理事をやるかやらないかで雲泥の差、その次は理事長をやるかやらないかで雲泥の差だと。

会社も似たようなところがあって、会社によって違いはあるとは思うけれど、うちで言うと部長か社長かみたいなもので、やはり大きく変わるのはそこなんですよね。

それを踏まえて、サラリーマンが目指せるのは常識的なところで考えると、理事が限界かなと思って、理事を目指しましょうという形で引き継いでいます。

Q8.現役メンバーに一言いただけますでしょうか?

JCに限らず、会社も含めて全てに共通することだけど、「ちょっと無理をすること」がキーワード。無茶苦茶な無理は破綻もするし、回らなくなるけど、ちょっと背伸びして無理をすることは、自分を伸ばす最良の方法だと思う。

僕は筋トレを8年ぐらいやっているんですが、10回やって、あと3回が無理というのを頑張らないと、伸びないですよね。きつくなってからの3回が自分の身になる。

“ギリギリになってからのちょっとの無理”これが自分を伸ばす最善の方法だと思ので、その無理をした後に世界が拡がる。ということが言いたいですね。

Q9.コロナで制限される中で活動する福岡JCに一言いただけますでしょうか?

コロナに関しては、皆さんと同じ立場というか経験則が生きない部分だけど、仕事でもオンラインだからこそ実っていることがあって、コロナ前にできなかったことができていたりする現実があります。

会えないとダメだからという事じゃなくて、番組でも、普段出られない人もリモートなら出られるというものあるし、リアルでブッキングをするのが難しい方もリモートなら話を聞けるなどもあると思うので、そういうのをやってほしいなと思いますね。

要は、環境を言い訳にしないチャレンジ精神、それがJCの良さだと思います。

そんなの無理と言って終わらせていたら、おそらくホークスも来てなければ、アビスパも来てないだろうし、子ども会議も始まってなければ、世界会議もやってないと思うので、各先輩方も相当な無理をしてきたんだろうなと。それが財産になってレガシーになっている気がしますね。

Q10.入会に迷っている未来のJCメンバーに対してメッセージを頂けますでしょうか。

とにかく「YES」という事から始めたほうが良いと思う。やっぱり「NO」から入るとなかなか物事は発展していかなくて、「YES」と言ってやるところから全ては始まると思っています。

僕も「JC入らんか?」と言われたときに「はい、わかりました!」と答えていなければ今はないし、やはり全てのことの始まりは「YES」だと思うので、是非そういう行動を起こしてほしいなと思いますね。

<あとがき>

サラリーマンで理事職を全うされ、そのご経験から“やるなら理事までやろう”という文化を会社の後輩に引き継ぎ続けている森先輩。原委員長と関わりのあるKBCの先輩方の思い出話や、板谷副委員長が入会に至るまでの話もあり、笑いの絶えないインタビューでした!JCでも会社でも数々の貴重な経験をされた森先輩のお話は非常に内容が濃く、数多くの学びと刺激を頂きました!

最後になりますが、森先輩におかれましては、本当にお忙しい中お時間を頂き、たくさんのお話を聞かせて頂きましてありがとうございました!

次回もお楽しみにお待ちください!!

 

~【Focus!!⑪】九州朝日放送 森君夫先輩~

インタビュアー:JCI FUKUOKA発信委員会 委員長  原翼

       :JCI FUKUOKA発信委員会 副委員長 板谷和樹

       :JCI FUKUOKA発信委員会 委員   吉岡寛昭

カ メ ラ マ ン:JCI FUKUOKA発信委員会 会計幹事 岩切拓也

ラ イ タ ー:JCI FUKUOKA発信委員会 委員   川島裕司

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