委員会ブログ

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2021年04月22日

【Focus!!⑧】三好不動産 三好 修 先輩

みなさまお疲れさまです!JCI FUKUOKA発信委員会の板谷です。

【Focus!!】第8弾✨✨今回は ゾウのマークでおなじみ 株式会社三好不動産の代表取締役社長 三好先輩にお話を伺ってきました!

15年に及ぶ三好先輩のJCライフは 錚々たる“仲間”たちに囲まれた とんでもなく中身の濃い時間でしたそしてその経験の全てが凝縮された「入会を迷っている方への一言」。これホント 現役メンバーの皆さんも必見です!!

それでは最後まで お楽しみください😊

〔若干25歳で入会!ジェネレーションギャップに戸惑った入会当初〕

Q.では早速ですが 入会のきっかけを教えてください。

私の親父と榎本正弘さん(第33代理事長・株式会社榎本興産 代表)のお父さんが友達だったのがきっかけでなんですよ。私は大学卒業後、積水ハウスに就職して、25歳の時に福岡に帰ってきました。その時にJCに入れっていわれて(笑)

Q.25歳でですか?かなりお若いですね

そうですね。どういった会なのかもわからず、いきなり「入れ」と言われたので、最初は戸惑っていました(笑)

吉松修(第43代理事長・吉松建設 代表)さんが、その何年か後に入会して、そこでようやく20代のメンバーが4~5人増えました。やはり、同年代なので話も合うし、よく飲みに行きましたよ。

同年代メンバーだけではなく、同期も仲が良いですよ。同期と言っても、私より皆さん先輩ばかりで、中には10歳年上の先輩もおられます。10歳年上というと昭和20年代生まれ、いわゆる団塊の世代の方ですからね、特別な存在ですよ。団塊の世代の人たちは、やはり強い(笑)。

〔委員長として激走!全国大会&第1回アジア太平洋こども会議〕

Q.そういった中で「あれは楽しかった」「今でも思い出す」という事業はありますか?

やはり、平成元年に開催した全国大会です。その時に小林専司さん(第39代理事長・福岡ロジテム 代表)が、「全国大会とアジア太平洋こども会議(以下、こども会議)を、記念事業としてやるぞ!」と仰って、企画が立ち上がりました。

その前の年の全国大会は高知で開催でした。高知の記念事業では、カーターアメリカ元大統領を招いていて、驚きましたよ(笑) 当時、高知JCはメンバーが100人くらいいて、私たち福岡は400人くらいでした。高知の約4倍の人数です。私たちは、この目で確かめようと高知大会を見に行きました。

その大会当日の高知県知事の挨拶が印象的で、「いきなりJCが『大統領呼びたい』と言ってきたけど『あほか』って怒りました」と(笑)。高知JCに色々な話を聞いて、福岡へ戻ってきて、「さあ福岡JCの全国大会はどうしようか」と、一気にプレッシャーがかかりましたよ。

Q.かなり刺激になったんじゃないですか?

JCの理事会で候補をあげて、最終的に福岡の全国大会は、オノ・ヨーコさんをお招きしようということになりました。オファーをしたら、オノ・ヨーコさんが快諾してくださって。あの時は、本当に嬉しかったですし、これは成功するなと思いました。

全国大会の企画を進めながら 並行して、こども会議の準備もしていたので、かなりハードでした。こども会議は初めての開催ということで、スポンサー集めから始まって、毎日寝る間も惜しんで動き回っていました。会場が志賀島で、そこに大きなテントをいくつも張りました。志賀島に日本のこどもたちを約1000人集めました。

また、外国籍のこどもたちを迎えるために、国別にテントを準備して、そのままそこで宿泊もできるようにしました。志賀島を会場と宿泊施設の両方の機能をもたせました。結構、壮大な光景でしたよ。

こどもたちは、福岡よかとピア(以下、よかとピア)まで船で移動して、ホームステイ先のホストファミリーと対面し、それぞれの家庭に楽しそうに向かっていきました。この段階で、私たちはもう疲れ切っていましたね。ほとんど寝ていなかったですよ。皆、夜通し活動していたので、フラフラで倒れて寝ていたのですが、そこで、小林専司さん始め先輩方が、「もう1回志賀島帰るぞ!」って。そして、また志賀島に行く船に20人くらいで乗って行きました。そうしたら、船の上からテントが立派にそのまま残っているのが見えて(笑)。志賀島に午後2時頃に到着して、すぐにテント片づけて、全部終わったのが夜7時くらいでした。これで全て終わった、さぁ帰ろうと思っていたら、加地邦雄さん(現・福岡県議会議員)が、「みんな集合!」と声がかかり慌てて集合したら、「今からゴミ拾いするぞ!」と言われて(笑)。そこからまた1時間ゴミ拾い!!。…こういうのが「思い出」と言うんでしょうね。(一同大爆笑)

〔何物にも代えがたい…“1000人との絆”〕

Q.そんなすごい環境にいらっしゃった中、振り返って「あの人に会えてよかったな」と思うのはどなたですか?

私は、福岡JCに約15年在籍しました。毎年60人くらいが卒業していくのですが、そこで思うのが、10年JCにいたとして、卒業生は約600人になります。メンバーは400人くらいいるので、合わせると約1000人のメンバーと出会ったということになります。

この1000人の中に「会えてよかった」と思う人がたくさんいらっしゃいます。

Q.10年で1000人の人。JCじゃなきゃ出会わないですよね

私がこども会議の実行委員長だった時、前の年の実行委員長が菅原正道さん(第41代理事長・未来図建設 代表)で、「菅原さんが実行委員長をしていた1年間、どんなことをしていましたか?」と、毎日お話を伺っていました。本当に、毎日です(笑)

当時私は、副実行委員長を松山政司さん(第44代理事長・参議院議員)にお願いしました。「松山お前来い」って言って(笑)。松山さんとも毎日会って意見を交わしていましたね。

今では、皆さんすごい方々ばかりです。

〔ズバリ直撃!!三好不動産がJCメンバーを輩出し続けるワケ〕

Q.三好社長は牧野先輩だったり、その前にも自分の会社からJCに人を入れている。代々入会させているのにはどういう想いがあるんでしょうか?

弊社の社員には、JCをはじめ経営塾等には、企業が成長するための大切な投資だと捉えて、積極的に参加させています。私の経験での話にはなりますが、40歳を越えると人脈は宝だと実感してきます。先ほどお話しましたが、JCで1000人くらいと知り合うので、何かをするときに、「あの人だったら、何か知っている」と、メンバーの顔が次々に浮かんできます。それが人脈であり、人との繋がりです。

私がこども会議の実行委員長だった当時、西日本シティ銀行の頭取が国際交流協会の会長に就任されていました。この方のところへ実行委員長としてお話しに伺ったことがあって。その頭取の秘書室長が、昔、福岡JCで専務理事をしていた磯山さんでした。

当時、こども会議の会場を、新設する福岡ドームにしようという案があがっていたこともあって、そこで私が、西日本シティ銀行の頭取に、「福岡ドームをもう少し安くお借りできませんか」と、直球でお話をさせていただいたのです。そうしたら、頭取が福岡ドームの担当者に、「値引きを相談してくれるかね?」って言いに行ってくださったらしくて(笑)。その話を聞いた秘書室長の先輩が、慌てて「お前、頭取になんてこと言わせるんだ!」と、私に電話かけてきました(笑)。

このような経験すると、人との繋がりはかけがえのないものだなと感じます。特に地元で頑張っていらっしゃるJCメンバーが、後に、社長になられたり、大手企業の執行役員や役員クラスになられたりする方もたくさんいらっしゃる。自分自身が仕事を一番する時期に、人脈が築かれて、やりやすい体制ができ始めるような気がします。その時期というのが、JCを卒業した時期と一番合致するので、これからも社員にはJCを通じて様々な経験をしてもらおうと思っています。

↑インタビューには 三好不動産 社員の牧野先輩も同席してくださいました

〔至極の言霊!!「やる」or「やらない」二択の答えはいつも決まっていた〕

Q.今はコロナの状況もあってこれまでのようにダイナミックに動けていませんが、現役メンバーにひとこといただけますでしょうか?

今はコロナ禍で厳しいですからね。昔みたいな景気の良い状況ではないので、私たちの時代とは違った時間とお金の使い方をした活動をしていく必要があるのではないかと思います。

JCの活動は幅広く力強いので、その意志の部分では変わらず大いに引き継いでいっていただきたいと思っています。

Q.メリハリをもってやっていきたいと思います。最後に一点、入会を迷っている人に背中を押すようなメッセージをいただけないでしょうか。

「やらない」という選択肢と「やる」という選択肢が2つあったらどちらを選ぶのか?どちらを選択したら人生うまくいくか? そこを良く考えてみると、「やる」の選択肢を選ぶと思います。

やってみて、ダメだ、やめたいと思ったならやめれば良いだけ。基本的に、私は全部「やる」を選択しています。何があってもです。

それと、「運」というものがあります。出会いの「運」が目の前に転がってきた時に、行くのか行かないのか。それを掴み取れるかどうかが「運」だと私は思います。福岡JCには「出会いの運」であふれています。

<あとがき>

年齢もずいぶん離れた私たち現役メンバーに、終始楽しく優しくお話してくださった三好先輩。最後の質問だけは「それって聞かなくてもわかるんじゃない?」とでも仰らんばかりに、一点の迷いもない表情だったのが印象的でした。インタビューの後にはお食事にまでご招待いただき、一夜で三好ファンになってしまいました!!

三好先輩!ご多忙の中インタビューに応じていただきありがとうございました!そしてごちそうさまでした😊

~【Focus!!⑧】三好不動産 三好修先輩~

インタビュアー:JCI FUKUOKA発信委員会 委員長  原翼

ラ イ タ ー:JCI FUKUOKA発信委員会 副委員長 板谷和樹

カ メ ラ マ ン :JCI FUKUOKA発信委員会 広報幹事 船越幹治

        JCI FUKUOKA発信委員会 委員  二塚征爾

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