理事長ブログ
変化から進化
緊急事態宣言が再発令され、更には期間が延期となった今。我々、青年会議所においても、活動や運動にも大きな影響を及ぼしています。青年会議所は、その名の通り会議を行い物事を決めていく団体です。その会議では様々な業種、経歴がある会員が平等に与えられた権利を行使して発言をして、協議を重ねながら物事を決めていきます。
集うことが困難な状況となり、会議もオンラインが主となっています。オンライン化しているのは、会議だけでなく、我々が企画、運営する事業においても同様です。しかしながら、この状況が1日でも早く収まることを願いつつ、リアル開催を基本として準備を進めてもらっております。
実際、一部の専門家の方は、理由はどうであれ、このような状況になることを以前より予想されていました。しかし、実際に現在の状況になるとまでは、正直半信半疑で聞いていた過去の自分がいました。では、今。我々は何をすべきなのでしょうか？誰かの支援を待つだけで良いのでしょうか？答えはきっと様々であると思います。ただ、これまでの歴史を紐解いても、また我々の福岡青年会議所においても、６８年の歴史の中で多くの困難とぶち当たったことも、時代に合った形で変化を遂げ、進化をしてきました。これは人類の進化でも同様です。どんな時代になろうとも適応できるか？適応できないか？によって、これまた答えは異なります。
これからも、青年として最も相応しい団体が青年会議所であり続けるために。まちづくりの担い手としても。何より人々に求められる団体であるためにも。団体の仕組みもそうですが、まずは我々メンバー一人ひとりが変化を恐れず、変化の先にある進化に胸を躍らせ、成長し続けなければなりません。変化なくして進化なし。人を変えたいのであれば、まずは自分からと同じです。
誰のため、何のため、自分のため、目的はそれぞれ異なっても構いません。ただ、自らが成長することがどれだけの影響力が生まれるか想像し、如何なる時代においても貪欲に成長を望んで貰いたいです。理想の自分になれた時、きっと臆するものは何もない状態になっていると信じて。
我々は今。この時代を生きていかなければなりません。誰のせいにもできません。だからこそ、自分を信じて、自分の可能性を信じて、共に歯を食いしばって頑張って参りましょう。HOPE to NEW ERA 新時代に希望を。我々こそ希望であります。
一般社団法人福岡青年会議所
彌登義明
